どうしても撮影したいものがある時に、バッテリーが不足して撮影出来なくなる。これでは決定的な瞬間を逃してしまいますよね。
そんな悩みを解決するために今回は公式から発売されている「USB パワーマウント」を購入してみましたので、レビューしたいと思います。
「Insta360 GO2 USB パワーマウント」とは?
標準の充電ケースにGoproのようなアクションカムで良くみられるカメラマウントが付いているものになります。
使用方法
- まずカメラ単体をUSB パワーマウントに収めます。充電ケースにカメラを収めるのと同じ方法で、マグネットでカチッっと固定されるタイプです。一応カメラが落ちないようホールドするようなものが付いていますが。
- 次にUSB パワーマウント側面に付属ケーブルのTYPE Cコネクタを接続し、反対側のTYPE Aコネクタには電源を供給としてモバイルバッテリーを接続します。
連続で何回撮影出来るのか?
検証内容は
- 連続撮影回数と時間を計測
- 3回目、4回目では今回は熱対策として放熱効果がありそうなマザーボードについていたヒートシンクをUSBパワーマウントの裏側に載せてみました。
- モバイルバッテリーを2種類用意し、出力の違いでも変化があるのか試してみる容量:5000mA→10000mA
出力:(5V/1A)→(5V/2.4A)
撮影手順
-
- 録画開始
- 15分後自動的に撮影STOP
- 即座に録画ボタンを押す
上の1~3の内容を繰り返し、シャットダウンが起こるか、バッテリーまたはカメラのメモリーが無くなるまで撮影する
検証内容1~4
- 1920X1080|50fps|16:9|モバイルバッテリー(5V/1A)|ヒートシンクなし
- 1920X1080|50fps|16:9|モバイルバッテリー(5V/2.4A)|ヒートシンクなし
- 1920X1080|50fps|16:9|モバイルバッテリー(5V/1A)|ヒートシンクあり
- 1920X1080|50fps|16:9|モバイルバッテリー(5V/2.4A)|ヒートシンクあり
結果
検証1:
撮影回数は2回+ちょっと(15分の撮影を2回と+8分)
撮影時間は約38分26秒という結果になりました。
※モバイルバッテリーはまだまだ余裕がありました。
3回目に入って少したつと撮影が停止しすぐに録画ボタンを押しましたが、すぐにシャットダウンされてしまいました。その後何回か録画ボタンを押しましたが、それ以上は録画出来ませんでした。
カメラとUSB パワーマウントは結構熱をもっていました。
検証2:
15分の撮影が6回出来ました。
約1時間30分撮影する事ができ、カメラ単体で記録できる容量「28.0G」を使い切ってしまいました。カメラ・USBパワーマウント・ヒートシンク共に、ほんのり暖かかい。
検証3:
撮影回数は1回+ちょっと(15分の撮影と+7分)
撮影時間は約22分10秒という結果になりました。
※モバイルバッテリーはまだまだ余裕がありました。
検証4:
撮影回数は5回+ちょっと
撮影時間は約1時間22分11秒という結果になりました。
※モバイルバッテリーはまだまだ余裕がありましたが、検証2より若干早く撮影が停止してしまいました。
まとめ
上記の結果から
- 熱対策が重要
- モバイルバッテリーも5000mA以上、出力は(5V/1A)のものが望ましいと感じた。
今後の課題については、
- ヒートシンクは置くだけでなくしっかりと固定する。
- もう少し放熱効果のあるものも検討して見る。
バッテリー容量と熱の問題が解決すれば、シャットダウン等に悩まされる事もなく連続で撮影出来る可能性が見えてきました。
これからもInsta360 GO2で動画撮影を楽しんでいくために、色々試していきたいと思います。
■公式サイトInsta360 GO 2https://www.insta360.com/jp/product/insta360-go2/
■セキドオンラインストアhttps://www.sekido-rc.com/blog/technical/faq_210309_002/
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